2021.04.29 銀座の一等地で1,000円カレーランチ! 博品館6階「カーン・ケバブ・ビリヤニ」の3種カレー
世界の有名ブランドが集まる日本の商業の中心地、銀座。歩いているだけでも楽しい街ですが、イメージに反して手頃な価格でランチが楽しめる場所でもあります。銀座ランチの特徴といえば、何といってもその質の高さ。ラーメン、カレーなどでも粒揃いのお店が多いのは、さすが銀座といったところ。
今回はそのうちの一つ、博品館6階で営業するカレー屋「カーン・ケバブ・ビリヤニ」にお伺いしました。1,000円以下で楽しめるランチの魅力を、写真付きでご紹介します。
3種類のカレーがついているお得なランチ。平日ならさらにお得に
さっそくお店が入っている銀座・博品館へ。左に見えている10階建てのビルになります。銀座でも端の方にあるので、有楽町駅・銀座駅よりも新橋駅の方が近い立地です。
正面から見ると結構細長い建物です。博品館は1899年に創業した老舗の小売店で、現在では日本有数の品揃えを誇玩具店として知られています。
お店自体は都の緊急事態宣言を受けて4月25日から休業していますが、レストランフロアは営業しています。
こういう絶妙なユーモアがあるのも博品館の魅力です。今回はお見せできないのですが、売り場自体もなかなか凝っています。
建物横のエレベーターで6階へ。ちなみに8階には博品館劇場もあり、演劇、落語、コンサートなどにも使われています。
お店入り口に到着。レストランフロアは複数のテナントが入っているのですが、最近は休業が目立ちます。時節柄なかなか難しいのでしょう。
店内は余分な飾りもなくスッキリとした内装です。6階なので眺めもそこそこ。
平日用のランチメニュー表。今回は3種類のカレーランチ(税込995円)をオーダー。休日は100円程度割高になります。カレーは6種類から選べるので、今回は(A)薫るチキンカレー、(D)新鮮シーフードカレー、(E)ニリギリ キーマ カリ コルマにしました。1,000円以下ながらサラダ・ドリンクまでついてくるという豪華仕様です。
まずはサラダから。右にあるスープはラッサムという南インド料理で、日本ではここ10年くらいでよく見かけるようになりました。カレーと紹介されることもありますが、あくまでもスープという扱いだそうです。結構辛いので確かにカレーっぽくはありますが。
サラダの方は豆腐やトマトも入ってバランス良く。
ドリンクもラッシー、チャイ、コーヒーなどから選べます。今回はラッシーを頼みました。ヨーグルトの風味が辛さを中和してくれる、インド料理の鉄板です。
サラダを食べ終わったあたりで、メインディッシュが運ばれてきました。カラフルな3種類のカレーにはトマトのトッピングが。ちなみに辛さも数段階から選べるので、今回は辛口で。
まずはチキンカレー。諸々の理由からビーフカレー・ポークカレー共に見かけないインドでは、最もポピュラーな一品。カップは割と深めで結構量が入っています。スープストックトーキョー方式ですね。
続いては黄色いシーフードカレー。あまり目立たないですがイカとか入っています。
最後はニリギリ キーマ カリ コルマ。ニリギリとは紅茶の産地として有名な南インドの地名で、カレー自体はほうれん草ベースのラム・チキン合い挽きカレーです。要するに南インド版サグカレーといったところ。カレー通からツッコミが入りそうで少々心配な定義ですが。
また、今回はナンを頼みましたがバスマティライスにすることも可能です。どちらもおかわり自由。
おかわりナンは初めからカットされた状態で出てくるので、これはこれで便利。
最後は残りのルーをライスに乗せてカレーライス風に。少し混ぜてみるのもオススメです。
気づけばあっという間に1時間経過。心ゆくまで堪能させてもらいました。ごちそうさまでした〜。
食後は人通りも控えめな銀座の町へ。商業施設は軒並み休業していますが、一部のフロアだけ開けているパターンが多くみられました。この辺の線引きは「生活必需品」の解釈によって分かれそうです。
今回はカレーでしたが、店名の通りビリヤニも相当な人気だそうです。次に行くときには食べてみたいですね。銀座の一等地で楽しむ、お得なカレーランチ。気になる方は時期をずらすか密集を避けるなどして、訪れてみてはいかがでしょうか。