都電荒川線の沿線にあり、とんでもないメガ盛り料理でファンの胃袋を満たしてきた町中華「光栄軒」。去年から今年にかけてしばらく休業していましたが、2021年4月から営業再開となりました。今回は、光栄軒を代表する「チャーハン」を初め、いくつかの料理と合わせて荒川区随一のメガ盛り街中華の近況をお送りします！

大盛・特盛になるにつれてとんでもない量に。チャーシューが惜しげなく使われた具材も注目の「チャーハン」

まずは最寄り駅となる、都電荒川線の荒川区役所前へ。お店までの距離は徒歩5分程度です。

その他、常磐線の三河島駅や東京メトロ千代田線の町屋駅からも徒歩圏内で、都営バスの荒川三丁目停留所ならお店の目の前に着きます。使いやすい移動手段が選べるあたりは結構恵まれていますね。個人的には三河島駅から歩くのも割とオススメです。

駅から歩いて、お店に到着しました。外観はごく普通の町中華といったところ。去年・今年と2度にわたって休業がありましたが、ついに再開しました。待っていたファンも多いのではないでしょうか。

店内は、座敷席に漫画もある、昔ながらの下町のお店といった雰囲気。混んでいることも多いのですが、席に余裕があればゆっくり時間を過ごしてみたいですね。

お店のお品書き一覧。再開にあたって、価格が外税から内税に変更となりました。それによって値上げ・値下げが行われています。ラーメンは税抜400円が税込450円に。チャーハンは税抜550円が税込600円になって若干お求めやすく。早速注文していきましょう。

光栄軒の看板メニュー、チャーハン。見た目は普通ながら、並盛の時点で既に2合あり、チェーン店のチャーハンの倍くらいのボリュームが。しかし、すごいのは量だけではありません。

光栄軒のチャーハンの本当の良さは、その味にあります。大粒のチャーシューが惜しげもなく使われた食べ応え満点の具材は、量以上の満足感が。味付けもさっぱりしていて、食べ飽きないのもGood。スープは塩気が強めで、やや薄味のチャーハンとよく合います。

並盛りが物足りない方は、税込+250円で大盛り、+500円で特盛に変更も可能です。ただでさえ多い量が大盛りだと4合、特盛だと5合という危険な領域に。しかしコスパ的にはメリットが大きくないので、大盛りくらいにしておくのがベストのような気がします。

600円という手ごろな値段で十分なボリュームをいただける、光栄軒のチャーハン。何度も行きたくなる、お店の鉄板メニューです。

チャーハンだけではなかった！　見た目も量もパンチが効いている光栄軒のラインナップ

さて、ここまでチャーハンを鉄板とお伝えしてきましたが、町中華ですのでその他のメニューも存在します。ここからは、これまた強烈な存在感を放つラインナップを、一部ご紹介します。ちなみに写真はワンタンメン（税込550円）。

まずは回鍋肉定食。中華屋さんでよく見る濃いめのタレではないのが気になりますが、特筆すべきはその量。明らかにこれ特盛だろと言わんばかりの大ボリューム。味の方は、回鍋肉風野菜炒めといったところ。ボリュームのある定食が食べたい方にはオススメです。税込650円ですが、ランチタイムには600円でいただけます。

続いては麺類の定番「ちゃんぽん」。某大手チェーンによって有名になった長崎の郷土料理ですが、出てきたのは予想を裏切るあんかけ野菜ラーメン。スープもきっちり醤油味です。野菜が多く使われてヘルシーなのは共通していますので、青物が食べたい方はどうぞ。税込550円です。

ちなみにボリューム炸裂のチャーハンと比べると、ラーメンは普通の量です。麺もこれといって特徴のないオーソドックスな感じ。

ただし麺類は+200円でセットにすることができ、追加されるサイドメニューの方がなかなかのボリューム。サラダとカツとミニチャーハンがついてきます。少しだけチャーハンが食べたいという方にはオススメです。

光栄軒には今回紹介したもの以外にも多くのメニューがあり、特に丼物・ご飯もののボリュームはいずれも他の追随を許しません。心ゆくまでメガ盛りを堪能したい時などに、訪れてみてはいかがでしょうか。

食後は、新緑が美しい荒川公園へ。そういえば、もうすぐバラの季節ですね。都電荒川線沿線のバラはなかなか見応えがあるのですが、そちらはまた別のブログで。ごちそうさまでした〜。

今回は、荒川区を代表する大盛り町中華「光栄軒」をご紹介しました。緊急事態宣言などの影響で営業日・営業時間などが変更される可能性もありますので、訪れる際は最新の情報をご確認いただくことをお勧めします。首尾よく入店できた暁には、素敵なメガ盛りタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

光栄軒の情報はこちら